散策フルコース

散策フルコース

城下町の歴史や移り変わりを知る欲張りなフルコース。
全部めぐれば“松代通”と胸を張れますよ。

  • ルート
  • マップ

  • 1

    松代城跡

    中世の実践的な戦(いくさ)のための城として築かれた松代城(戦国時代は海津城と呼ばれた)には、もともと天守閣はなかったとみられていま す。江戸時代、本丸内に殿様の御殿が建てられましたが、度重なる洪水に加え、火災で焼失。江戸中期以降は、本丸の南西に築いた「花の丸御殿」が藩政の中心 となりました。しかし、「花の丸御殿」もまた明治初期に放火により焼失。残された「新御殿」が、維新後の真田家の私邸となりました。

    太鼓門など現在の松代城跡

    太鼓門など現在の松代城跡は平成に入って忠実に復元されたものです。

  • 見学時間 20分
    2

    文武学校

    敷地も学舎もすべて含め、江戸時代の姿をほぼそのまま残している藩校はほかにはほとんどなく、貴重な存在となっています。映画やドラマのロケにもしばしば使われます。

    藩校の剣術所

    実際の藩校の剣術所を使う剣道の稽古や大会は全国の少年剣士のあこがれ。毎年「松代藩文武学校杯争奪剣道大会」が開催されます。

  • 3

    旧白井家表門

    幅20メートルにおよぶ長屋門は、松代城下の武家屋敷の中でも大きなもの。内側に無料休憩所が設けられ、常駐の文化財ボランティアの方々との交流を楽しめます。

    「松代焼」の茶碗で、お茶が振る舞われます。

    「松代焼」の湯のみで、お茶が振る舞われます。“お茶請け”が漬物というのも、信州らしいおもてなしです。

  • 4

    象山神社

    幕末の先覚者として、軍事、科学、政治への提言など、マルチに活躍した佐久間象山を顕彰し、象山の生家跡地に隣接して創建されました。

    佐久間象山宅跡

    境内の西側は「佐久間象山宅跡」として県の史跡に指定されています。象山の生家の痕跡を伝えるのは、古井戸のみ。

    高義亭

    松代に蟄居中の象山を訪ねて来た高杉晋作らと会談したと伝えられる高義亭。内部も見学できます。

    京都・木屋町「煙雨楼」の茶室

    象山が晩年の数ヶ月を過ごした京都・木屋町「煙雨楼」の茶室。一服いただきたくなる風情。

  • 5

    山寺常山邸

    松代藩士の武家屋敷の門としては最も長い、22メートルの長屋門が、道筋に城下町らしい風景をかもし出す山寺常山邸。内部は無料休憩できるスペース があり、庭園の散策もできます。観賞より実用に重きを置いた庭園といわれていますが、松代のシンボル・竹山(象山)を借景にした構成や、書院の配置は、十 分観賞に値します。

    「泉水」と「泉水路」

    松代藩の武家屋敷のみどころのひとつが、屋敷ごとに庭に施された「泉水」と「泉水路」。生活に使う水を各屋敷で浄化したうえで、庭を経由して隣の屋敷へ流す、いわばエコな設備です。
    この屋敷内には、神田川の水を引き入れた大きな池があり、風雅な景観づくりにも一役買っています。

    無料休憩所

    無料休憩所には各種資料なども置かれ、ひと休みを兼ねて松代のあれこれを知ることができます。

  • 6

    象山地下壕

    太平洋戦争末期、大本営を移す計画で掘り進められた地下壕跡。戦争の遺跡として、全長6キロメートルのうち、500メートルを公開しています。

    慰霊碑

    入口には犠牲となった方々を悼む慰霊碑があります。

    壕内

    ヘルメットを着用して壕内へ。戦争の無謀さと悲しみが伝わってきます。

  • 7

    象山記念館

    吉田松陰、勝海舟、坂本龍馬など、幕末の有名人たちが師と仰ぎ、先覚的な思想に感銘を受けたといわれる佐久間象山。その生涯と、交友関係、師弟関係を知るならここは必見です。

    象山記念館

    年4回の展示替えにより象山に関する資料を展示しています。

  • 8

    旧横田家住宅

    松代藩の中級武士の住宅の典型とされる屋敷です。間取りやたたずまいに加え、さまざまな作物を耕作した菜園や泉水も、ほぼ当時の姿を伝えている点が見どころです。タイムスリップした気分を味わえます。

    水が流れる庭と主屋

    泉水が流れる庭と主屋。

    「セギ」と各屋敷の池を結ぶ「泉水」

    屋敷の背割り線沿いを流れる「セギ」と各屋敷の池を結ぶ「泉水」を同時に見ることができます。

  • 9

    旧前島家住宅

    松代藩で最も古い年代の屋敷。昭和期まで実際の住居として使われていたので、生活感と親しげな空気が漂っています。松代の東部エリアの散策の拠点となっています。

    庭

    お茶をいただきながら庭を眺めるのも一興。

  • 10

    旧松代藩鐘楼

    松代藩の「時の鐘」の役割を果たした鐘楼。

  • 11

    旧樋口家住宅

    まちづくりセンターの機能も兼ね、無料で公開されています。地域にちなんだ写真や絵の展示、コンサート、体験講座などを行っているので、散策の合間にお楽しみください。

    旧樋口家住宅

    上級武士の屋敷とはいえ、殿様ではないので、家屋は萱葺き屋根でした。復元された屋根の美しさは必見です。

  • 見学時間 30分
    12

    真田邸

    見学の出入り口となる正面の玄関には、広い式台が設けられています。式台は武家の家にだけ許された設備で、農家や商家にはありませんでした。また、正面玄関は江戸時代には殿様やお客様の出入りにだけ使われ、家老など上級武士でも、右の「小玄関」から出入したといわれます。

    真田邸

    江戸後期の面影をよく伝える「御殿造り」の邸宅と、建物と一体の景観をなす風雅な庭園が見どころです。

  • 見学時間 30分
    13

    真田宝物館

    真田氏から譲り受けた大名道具は約5万点におよびます。これらを年4回の展示替えで順次公開。行くたびに違う宝物や資料に出会えるのも、楽しみのひとつです。武具や道具類だけでなく、文書や絵巻物も必見です。

    石田三成書状

    知略と戦力に長け、「武の真田」と評された真田氏は、天下分け目となった関ヶ原の戦いで、東西の両軍から勧誘をうけました。その史実を伝える貴重な「石田三成書状」も収蔵品のひとつです。

ルート&コースマップ…コースのおさらい

松代城跡(約5分)文武学校(約1分)旧白井家表門(約10分)象山神社 (約5分)山寺常山邸(約7分)象山地下壕(約10分)象山記念館 (約5分)旧横田家住宅(約12分) 旧前島家住宅(約12分)旧松代藩鐘楼 (約12分)旧樋口家住宅(約2分)真田邸(約2分)真田宝物館

※時間は徒歩の目安です
※各立ち寄りスポットの開館時間、休館日、入館料など詳細はこちら